ご覧くださりありがとうございます。
私の大切な生徒ちゃんが、作曲をしてきてくれました。
素晴らしいです。
前回の小学生のリトミックのレッスンで、リズムパターンを学びました。
ただただ、いつも同じテンポ・手でリズム打ちを行うようなレッスンは、当教室では行いません。
そのリズムの特徴をしっかり踏まえ、色々なテンポで身体でも表現します。
理論はあとから、まずは感覚として、そのリズムをしっかり身につけます。
先日は、最後のまとめとして様々なリズムパターンを書いてみました。
そのリズムパターンをいくつか並べたりしながら、一人ひとり音楽を作りました。
テンポやニュアンスを変化させたり、フレーズを感じながら、一人ひとり発表をしました。
(この写真はオンラインレッスンの生徒さんの宿題です。早く本物の紙に大きな花丸を付けてあげたいです。)
前置きが長くなってしまいましたが、その最後に発表したリズムパターンにピッチ(音の高さ)を付けて作曲してきてくれました。
普段のレッスンから即興唱はたくさんしているので、曲はすぐに出来上がったそうです。
ただ、それを譜面に書くのに時間がかかったそうです。
よく頑張ったね!
しかも両手。
右手でメロディー、左手でハーモニーを弾いてくれました。
以前、子どもが作った曲に対して、「そんなことをする時間があるならピアノの練習をしなさい」と、ピアノの先生に怒られたことがあるという話を聞きました。
「先生、ぼくこんな曲作ったんだよ聴いて。」とその子どもは先生に、認めてもらいたかったのではないでしょうか?
それからその子どもは、楽譜の通りの練習しかしなくなったようです。否定されてしまった子どもは傷ついたと思います。
ただ、現在もそういうお考えの先生がまだいらっしゃるかもしれません。
曲を作るということ、それを人に伝えるための記譜、全て音楽を学んでいるということ。
基本的なことが分かっていないと(感覚的にでも)、音楽にはならないし、歌うことも書くことも弾くこともできません。
もっと上手になりたい!と、ピアノもたくさん練習するようになります。
当教室では子どもたちを否定するような言動や行動は絶対にしません。
出来る限り認め、褒めて、子どもたちが自分でやりたい!やるんだ!そう思えるよう指導していきます。