ご覧いただきありがとうございます。
私はダルクローズリトミック・プラスティックアニメ研究会に所属しています。 仲間たち(私を含む)は、ダルクローズリトミックが大好きです。 ちなみに全員現役で、幼稚園・保育園・専門学校・某音楽教室などでピアノやリトミックの講師をしています。
毎年、国立音学大学で行われていた社会人のためのリトミック講習会でコンサートの出演依頼がありました。 この時期はその公演に向けて頑張っていました。
ですが、昨年・今年は残念ながら中止です。 なので今は、プラスティックアニメを映像に残そうと作品創りに取り組んでいます。 先週、選曲が終わり曲の分析に入りました。
具体的に何をやっているかというと、音楽の視覚化です。 何も知らない人が見たら、ただのダンスに見えるかもしれません。 しかし、ダンスとは目的が違います。 プラスティックアニメはその曲がどういう曲なのか、見てわかるようになっています。 ただ音楽を聴く プラスティックアニメ観てその音楽を聴く その音楽を動きで表現する それぞれ、全く違います。 例えば、曲の構成 ABA の曲であれば プラスティックアニメの場合、Aは同じ動きをします。 A´であれば、Aをもとに´の部分を表現します。 ダイナミクスやフレーズ・ニュアンス・和音の響きなども表現します。 ダンサーは体の動きがメインなので、おそらく楽譜は見ないかと思います。 プラスティックアニメは音楽を視覚化させる上で、楽譜とにらめっこします。 作品を創るにあたり、たくさんその楽譜見て、曲を聴いて、動いて、とても時間がかかります。 たった1小節の動きを完成させるまでに数ヶ月かかることもありました。 仲間と作品を創る時間は本当に大変なのですが、本当に楽しい時間でもあります。 リトミックって音楽教育です。 音楽を学びます。 それと同時に、人間教育でもあるということを、いつも感じることが出来ます。 ・集中力が身につく
・記憶力が身につく
・豊かな表現力が身につく
・創造力や想像力が豊かになる
・自分で考える力が身につく
・協調性や社会性を養う
・コミュニケーション能力が身につく
・身体コントロールができるようになる
・心身のバランスが整う この事を知らないリトミックの先生は世の中たくさんいらっしゃいます。リトミックは赤ちゃんのお遊びではありません。